リファクタリングとか

自社開発メガベンチャーをわずか半年で鬱退職した雑魚エンジニアの話

当事者の一方の意見だけで判断するのはよくないのだが、これはマネジメントの問題であってリファクタリングの是非というのは問題の本質ではないと感じた。今自分にできることはリファクタリングだと提案し、その必要はないと言われた、適切な目標がないのでチームは彼が動けるようにサポートすべきだったが、自分から提案しろと言われるも提案は受け入れられず、放置されて彼は自分の居場所がなくなり折れてしまった、という話に見える。

この記事を信用するなら、このメガベンチャーのチームではチームビルディングやオンボーディングができておらず、まだ経験の浅いエンジニアを受け入れ可能なステージではないのだと思う。だとすればこれは単なるミスマッチであって自分のことを雑魚などと卑下する必要はないと思った。

あと、リファクタリングに関連してベンチャーだから動くコードのリリースを優先すべきで設計はなおざりでも仕方ない、という発言が見られたが、私はこれは実力不足のエンジニアの言い訳だと思っている。なぜなら開発速度と設計を高いレベルで両立できる人を知ってるから。メルカリCTOの名村卓という人だけど

「じゃあオマエ名村さん並みにコード書けんのかよ」と言われたら100%無理なんだけど、できる奴がいる以上できないのは自分の実力不足だし、実力不足は謙虚に受け止めるべきで、設計端折って汚いコードで当然とか言ったら負けだと思っている。今の自分にはここまでしかできないが、これは妥協の産物である、という気持ちは忘れないでやっている。まぁ、これは自分の心構えなので他人に強制するものではないし、上のやつに両立できないお前は実力不足とか言われたらうるせーバカって言って辞めますけどね