これはもっと評価されるべき。
何にコミットして、何を成果として測って、何に対して対価を頂くのか。今、まさに業界最大の関心事が「契約のあり方」なのではないでしょうか。これこそがビジネスの根幹ですよ。
本当に残念なのは、企業の経営者と対等の立場でビジネスの議論をできるエンジニアが、結局ほとんど生まれてこなかった、ということです。
エンジニアが語るITというビジネスの根幹と展望こそが、先の未来サミットのようなイベントで学生にもっとも伝えなければならなかった事ではないのか?
技術をもって(エンジニア同士のコミュニティではなく)社会に対してどんな価値を提供できるのか、どんなビジネスを進められるのか、そういう視点の欠如は、自分の持っている価値に無自覚という事に等しい。それはあまりにももったいない。
経営者視点を持つというは、経営者に迎合し、彼らに都合よく使われて奴隷になるという事ではない。そういえば、はてな界隈でブクマ数を稼いでいるあのアルファブロガーも、そういう意味で経営者視点の重要性を主張しているのだが、その意図はブクマ数のわりに伝わってないように思う。