オールフォトニクス・ネットワークって何なん?

TCP/IPに代わる方式を開発――NTT、次世代ネットワーク「IOWN構想」の技術開発ロードマップ - ケータイ Watch

ググって出てくる資料を見る限りオールフォトニクス・ネットワークというのは、物理層をオール光にしようという試みのように思える。スイッチやルーティングなど電気信号になっている部分も光のまま処理して、効率的なネットワークを構築するものというように読み取れた。そんな事できるんかい?と思ったが、正直よく分からん。

いずれにしても、この話の中心は物理層なので、その上に乗るLayer 3より上のプロトコルは何でもいいはず。この文脈でLayer3を置き換えるという話が出てくるのがよく分からん。IPv6でさえあまり普及してない現状、今更Layer3を置き換える新プロトコルを提案したところで普及するとは思えないし。インターネット以外の場所で用いられるものだろうか?

なんとなくNTTのソフトウェア開発チームがプロジェクトを全社的に推進にあたってオメーらも何か提案しろと言われ、渋々出した案なのでは?と思ったのだが。まぁ。こういうお話の真実は関係者の飲み会に転がっているもので、ネットには転がっていない。真実は中の人のみぞ知る。