Apple Silicon化でmacは静かになったが、未だ多く使用されているIntel macは何か作業したり動画を見たりしているわけでもないのにファンが轟音を立てて回り出すことがある。
アクティビティモニタでどのプロセスがCPUに負荷をかけているのか調べられるが、原因はたいてい以下のプロセスである。
- WindowServer
- kernel_task
- fseventsd
- backupd
- MRT
- mds
各プロセスについて
mds
Spotlight検索のインデックス作成。初回のインデックス作成時はディスク上の全データを処理ため半日近く高負荷の状態が続くこともあるが観念して終わるのを待とう。一度索引が作られたあとは、たまに高負荷になってもすぐ下がるようになる。
MRT
マルウェア削除プロセスらしい。数分も待てば処理が終わるので負荷は下がるはず。
backupd
TimeMachine。バックアップが終われば下がる。
fseventsd
ファイルシステムのログを書き込むプロセスらしい。起動時などに一時的に負荷が上がることがあるがすぐに下がる。
kernel_task
macの熱管理を行うプロセスらしい。動画編集などCPU負荷の大きい高い作業をしていると一緒にこのプロセスのCPU使用率も上がる。何もしてないのにkernel_taskがCPUを食っているならmacの排熱が妨げられていないか確認しよう。それでもダメならSMCリセットを試すと治る可能性がある。
WindowServer
macの画面に表示するデータを管理するプロセス。これのCPU使用率が100%近い値に張り付くことがある。再起動すれば治る。再起動してもこのプロセスが高負荷になっている場合やはりSMCリセットを試すと治る可能性があるようだが・・・
https://support.apple.com/ja-jp/HT201295
T2 チップを搭載したノートブックコンピュータ
SMC をリセットする前に、以下の手順を試してください。
この手順だけで治ることも多いので、T2搭載macはSMCリセットの前に試してみると良さそう