REALFORCE SA for Macを買った

f:id:paulownia:20190617205905j:plain

Macのキーボード環境は貧弱である。Apple純正のキーボードを除くとMac向けキーボードに選択肢はほとんど無い。

USキーボードであればWindows用でもレイアウトが同じなのでWindows用を買ってきて使う手もある。だが、あいにく私はJISキーボード派。JISキーボードはWindows用とMac用で特殊キーの配列が大きく異なっているためカスタマイズが必須になる。面倒くさいのもあるが、何よりもカスタマイズツールがmacOSのアップデートで動かなくなることがありWindows用JISキーボードをMacで使用するのは難しいのだ。

そんな中、静電容量無接点方式のキースイッチを採用した高級キーボードREALFORCEシリーズでおなじみの東プレが、キーボード難民のMacユーザに向けてREALFORCE for Macを発売したのです。買うしかないでしょ。

www.realforce.co.jp

購入したのはこちら、All 30gの白モデル。

色はただのバリエーションではなく、白と黒でキートップに触れた時の指先に感覚が異なります。高い買い物なので店頭で試してから購入することをお勧めします。

さて、このキーボードの良さについては既に数多く報告されているので今更繰り返す必要もないだろうし、あえて良くなかった点を挙げてみたいと思う。

esc遠い

Vimを使うのでescキーが押しやすいと嬉しいのだが、escが最上段のF1キーの左にあって少し遠くて押しにくい。

欲を言えば1キーの隣にあってほしいのだが、その位置にはE/Jというキーがある。ブートキャンプ使用時にWIndowの半角/全角キーとして働くというもの。Mac使用時はなぜかバッククオートが入力される。なぜバッククオート?

テンキーいらん

プログラマには不要ですよね。

Fnキーがトグル

macのFunctionキーはFnキーと同時押しで機能する。単独で押した場合は、ディスプレイの明るさや音量などを操作する特殊キーとして働く。

REALFORCE for MacMacのデフォルトの動作とは異なり、Fnキーを押すたびにFunctinoキーと特殊キーの機能が入れ替わるようになっている。iTermを使っているとF1キーをよく使うのだけど、今までは何も考えずFn+F1だったのが、今の状態を読み間違えると特殊キーとして働き、ディスプレイが暗くなってしまう。これはちょっと使いにくいと思った。

これ以外は概ね満足しています。3万の価値は十分にあると思いますよ。