海外ニート氏に叩かれていたえがみって人は労働環境もわるくなく、生活は満たされていて人生の楽しみを享受できる恵まれた立場なんだろうな〜、とか思ったら本当にそうらしい。
みんな自分達の夢の為に一生懸命に仕事をするという人ばかりでした。
マズローの欲求段階ってのがある。wikipediaから引用すると
- 生理的欲求(physiological need)
- 安全の欲求(safety need)
- 所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
- 承認の欲求(esteem)
- 自己実現の欲求(self actualization)
これらの欲求には優先度があって、低次の欲求が満たされなければ高次の欲求は現れない。で、「仕事=人生」という価値観の達成は、承認や自己実現の一形態で、欲求段階でも高次の4や5に当たるもの。
今の世の中、正社員でさえもいつ首になるかわからない。まして派遣や契約社員は言うまでもなく不安定な生活をしている。そういう相手に対し仕事の中に4や5の欲求を見つけろ、と言っても「おまえは何を言ってるんだ?」という話になる。
かつての日本にモーレツ社員というのが存在し得たのは、会社が下位欲求を保障していたため、後顧の憂いなく仕事に没頭し、仕事を通して承認や自己実現を目指すことができたからだ。経営者が「仕事を人生にせよ」というならば、社員の人生は俺が責任をとるという気概がなければダメだし、実際に昭和の会社はそうしていたわけで。