NEW K 体感&トークライブ

秋葉原のUDXでペンタックス K-7 を見てきました。結論、神機

やはり視野率100%ファインダー。必要以上の明るさを抑えてマニュアルフォーカスでも使いやすい。マクロ使いとしては嬉しい。

不満のタネだったAFがかなり改善されているようだ。決して明るくない会場内だったが迷わずスッとピントが合った。これでやっとSDMレンズの本領が発揮されるのではないか。

シャッターユニットは完全新設計で、絞り制御用のモーターが独立したらしくシャッター音がいままでと変わっている。連写も軽快だ。連写8コマにはできないのか?という点についてはお茶を濁していた。メカ的には問題なさそうだがデータ転送に課題が残っているようだ。今までの機種が3コマ止まりだったのは素子からの処理エンジンへの転送が追いついてなかったとの事。

ゴミ除去機能が大幅にパワーアップ。今までゴミ除去機能は「オリンパス >>(越えられない壁)>> その他」だったが追いついたと自信たっぷり。ローパスフィルタを2つに分け、前面のフィルタを超音波で振動させて除去効果を高めている。テスト段階でもレンズを交換しまくってかなりの厳しい条件で使用したがゴミがつかず、ダストアラートというもう一つのゴミ対策機能が必要ないほどだという。タタミィスティックも必要なくなる?

77分割測光で露出の精度が向上。同一の測光エリアに暗い部分と明るい部分があるとそのエリア全体が明るいと見做されてしまい、暗い部分が考慮されなくなってしまう。16分割測光では測光エリアが大きい(特に外側の測光エリアはかなり大きい)ので、暗い部分が死んでしまう事があったが、77分割ではエリアが細かくなったので暗い部分も活かされるようになり、精度が向上したとのこと。

ホワイトバランスにCTEというモードが追加された。今までの自動ホワイトバランスでは木々の緑や夕焼けの赤が弱まる方向に補正されてしまうが、CTEでは逆に強化する方向へ補正する。従って、まるでリバーサルフィルムのような画像になる。要するにベルビアモード。晴れの日の風景撮影ではデフォルトになりそう。手ブレ補正の機構を利用した物理的な水平補正といい、ペンタックスは今までにない自由な発想が良い。

HDR合成は当然だが三脚必須(三脚なしでやるとブレブレの写真になる)。下手に合成すると不自然きわまりない仕上がりになってしまうので上手く使いこなすには相当な勘と経験が必要な上級モードのようだ。


あ、ファインシャープネス+4 6Mのなんちゃってフォビオンモードが使えるか聞くのわすれたwww