ECMA 262 5th Edition草案公開

JavaScript2の言語仕様となるECMA 262 5th Editionとして最終草案が公開されたらしい。

Final draft of ECMA-262 – the ECMAScript language standard – has been published

ECMA 262 5th Editionは、今までECMAScript 3.1と呼ばれていた仕様で、大きな変更点はプロパティディスクリプタとJSONのサポート。小さな変更では、Array.prototype.forEach や String.prototype.trimや、マニアックな部分では関数のカリー化の仕様化などがある。

DOMストレージには文字列しか保存できないので、JavaScriptオブジェクトをそのまま保存するには一度JSON文字列に変換する必要がある。JSON文字列を作成するにはjson2.jsというライブラリを用いるが、大きなオブジェクトを変換するにはやはり少々重い。JSON変換が仕様化されネイティブ実装されると高速に変換可能になり、データをざっくり気軽にDOMストレージに保存できるようになるだろう。