水と空気だけで発電

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080613/153278/

既報で触れたように燃料極側で金属または金属化合物と水を化学反応させて水素を取り出している

水と空気だけで電気を作る?今どき永久機関かバーカバーカと思っていたら、実は、水とアルカリ金属を反応させてエネルギーを得る単なる燃料電池でしたというオチ。全然「水と空気だけ」ではないんですが…。

NATROM先生の言う通り、投資集めが目的の詐欺っぽい感じですね

今回披露したシステムはMEA(膜/電極接合体)の燃料極内部にこうした金属や金属化合物をゼオライトなどの多孔質体に担持しているとする。

金属といわれても何だか分からんが水と反応するので、アルカリ金属あたりと想定するけど。ゼオライトは骨格が負電荷を帯びているために細孔に陽イオンを取り込む性質があるんだが、正電荷を帯びていない金属ナトリウムみたいなものをゼオライトにぶっ込むのは難しいような気がするよ…。ま、それが可能だとして、さらに金属ナトリウムと水の反応が安全かつ長時間にわたって持続されるような制御を実現してるとしたら、触媒化学やら界面化学とかの世界では十分な成果じゃないの? っても界面化学の学会なんか俺は知らんから実は大した事ないのかもしれんけどな。