このリスト挙げられているものはほとんど知っていますが、こうしてリスト化されると、いっぱいあるもんだなあ、と関心します。
ブクマコメントが興味深い。
このリストをそのまま鵜呑みにするのは、ニセ科学をそのまま鵜呑みにするのと本質的には変わらない。たったこれだけの情報量だけだと結局何もわからない。
こういう「リスト」にたよらず，自力で怪しいかどうか判断できる能力をつけることが，ニセ科学から身を守るためには必要なのだが・・・
正論だと思います。「これが正しいリスト」なんてものは科学じゃないし、これをただ盲信する人は別のなにかに騙されます。でもエントリの冒頭に述べられているような「予備知識のない状態でニセ科学を見分けるのは難しい」という人が調べるきっかけなれば良いんじゃないですかね？
ただこういうリストがあれば、それを盲信する人が現れるのは不可避なのでしょう。すべての人間に自分で考えて判断することを求めるのは厳しすぎるし不可能だろうし、変なものを盲信するよりまだマシと妥協するしかないのかなぁ…。
科学は人気ないが、科学に似たものは人気がある
科学は断言してくれないからでしょうか？ 疑似科学はこれで健康になる、とか、これが道徳的に正しい、みたいな分かりやすい効果を訴えるけど、科学はそんな分かりやすい御利益をもたらしてくれないですから。
相対性理論が「間違っているとしたら現在の生活の殆どが成り立たないと言っても過言ではないほどの。」これはさすがにいいすぎだろ（笑）。物理理論が成り立たなくても日常生活は成り立つ世界はあるだろう。
覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報 : ニセ科学は悪かもしれないが現在わかっている物理法則だけ見ていては新しい世界に柔軟に対応できない脳みそになる:理論は更新される:将来は永久機関だって可能かもよ
うーん、それは疑似科学にだまされる（だます）人の典型的な理屈に聞こえます。
ところどころ「似非科学」にいれるのが厳しいものも混じっているようだ。例えば、相対性理論は間違っている、というのは、ニュートン力学が間違っているというのと同じ程度正しい
たぶん分かった上で言ってるのだと思うけど、補足もできない短いブクマコメント欄でそういう発言するのは誤解を招くんじゃないかなあ。実際には間違ってるわけじゃないし。
いわゆる疑似科学としての相対性理論否定は、そういう程度の話ではなく、相対性理論は一辺の正しさも存在しないアインシュタインの妄想であると完全否定するものらしいですよ。
偽科学好きな人って相対論嫌いだけど量子力学大好きだよね。後者のほうがよっぽど難しいのに
言われてみれば、量子力学を否定する偽科学が出てこないのは興味深い話ですね。疑似科学は、その時代時代の最先端理論を否定しつづけて、ニュートン力学も相対性理論も、当時の偽科学者に攻撃されてきました。
きっと量子力学の結論が常人の扱える範囲を逸脱していおり、SFやアニメや妄想の元ネタにするにしても美味しすぎるので、下手な量子力学否定では量子力学そのもの以上に耳目を集める面白いネタにならないんでしょうね。
