色覚のはなし

Radium Software 失われた色の話

人間が輝度に比べて色の変化を感じにくいのは、中生代に生まれたほ乳類のご先祖様が恐竜の目を避けて夜間に活動した、夜行性だったからという話。

人間でも一部の女性は長波長域を感じる錐体細胞が2種類持っていて、四原色で世界を見ているという説がなかったっけ?

One study suggested that 2-3% of the world's women may have the kind of fourth cone that lies between the standard red and green cones, giving, theoretically, a significant increase in colour differentiation.

Tetrachromacy - Wikipedia, the free encyclopedia

現在の社会では、色覚が優れている事がヒトの生存上有利になるということは無いので、いつの日かすべての人類が四原色の目で世界をみるような進化をする事はないだろう。進んだ社会において淘汰圧となりえるものは、異性にモテるかモテないかぐらいなもの。淘汰されないということは、いろんな形質が残る可能性が大きいということ。人類という種の未来はなかなかカオスで面白そうな予感。