面白い記事を見つけた。
http://www.president.co.jp/pre/20051031/004.html
ただ辞めていく部下の本音がどこにあるのか分析し、対策を提案しているだけなのだが、問題を正面から捉えて対策を講じる点が興味深い。やはり経営幹部クラスにおける問題認識能力は圧倒的に欧米の方が進んでいる。一方の日本はこのレベル。
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_0373.html#more
これがいずれも2005年の近い時期に書かれているのだから恐ろしい。絶望的なまでに次元が違う。本音を隠す「キャリアアップ」「報酬アップ」が日本では「夢」という言葉に置き換わっているが、問題の本質を捉えようとせず表面しか見ずに、隠された本音に気づかずに、気づこうともせずバカな放言をネットに掲載してるのだから、実におめでたい連中だ。
ただ日本の場合は欧米とは、本音の部分が違う。その辺の事情は「若者はなぜ3年で辞めるのか」に書かれている通り。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
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http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20061201#p3
日本企業も少しは見習って欲しいと思う
まったくですね。