インターネットが登場したとき、インターネットは世界を変えるとか言われていた。日本にいるとそんな実感もないのだけど、それは今、確かに現実のものになっていて世界の流れは変わってきている。
大統領選後の混乱が続くイランで、TwitterやFlickr、YouTube等を使って現地の状況を伝えようとする反大統領派の動きと、イランの外からそれらをサポートしようとする動きが広がっています。
オバマ大統領の誕生、中国の四川地震、そして今度はイランの騒乱と世界ではTwitterは重要なコミュニケーションツールになりつつある。民主主義は広場から始まったというけど、Twitterはネット上の広場のようなものだな。
一方、日本ではまだまだ一部のネットオタクのオモチャみたいな扱い。遊びの世界では新しいものもどんどん受け入れる日本だけど、ビジネスや政治の世界になると急に保守的になって新しいものを拒絶するし、未だに選挙活動にインターネットを使う事ができない。
(ツイッターを使用して選挙運動を行うことについて)
現在、お尋ねのツイッターは選挙運動のために 使用することができません。
日本の場合、今性急に現実を変える必要性がないから政治ツールとしてのTwitterも必要とされてないのかもしれない。ただ、ああいうダイナミックな世界の動きを見てしまうと、モッチーじゃないが、現実を変える力を持たない日本のネットは確かに残念だなーとか思ってしまうな。