最近HTML5について調べている。
HTML 5ではセマンテックウェブという理想は何処へか飛んでいき、完全にアプリケーションプラットフォームと成り果てた様子だ。まぁ、世の中の大部分のWeb屋さんにとっては未来のセマンテックウェブよりも今日のアプリケーションプラットフォームの方がありがたいのだろうな。
俺的にHTML5で気になる仕様はデータテンプレート。仕様草案を読んでもよく分からんのだがXSLTのようなものだろうか? これが動的データの整形を完全にクライアントに任せられるようなモノであるならば、サーバサイドのテンプレート言語が不要になり、完全にプレーンなHTMLで記述できるようになる。サーバサイドはHTMLを生成するアプリではなく、RESTfulなAPIでデータをやりとりするアプリとなり、ここにデザイナーとプログラマの完全な分業が可能になる。ただし、デザイナー側でもさらに一歩踏み込んだHTMLへの理解が必要になり、WebプログラマはJavaScriptのスキルがいっそう重要になっていくだろう。こうしてHTMLベースのWebアプリはAjaxから真のRIAへ生まれ変わっていくのであった。
と適当に言ってみたけど、ま、そう上手くいかんのだろうな…。